当同門会は、森山啓司先生が教授をされている東京医科歯科大学顎顔面矯正学分野と連携して顎顔面矯正学に関する研鑽を行うことを主な目的とした組織です。 　多くの患者さんにより良い歯科矯正治療を行うために、研修会や講演会活動を行っています。 　顎顔面矯正学とは、先天的な病気を伴う歯並びの不正や顎の変形のために、その治療に顎の手術を必要とする患者さんの矯正治療について研究する学問の一分野です。これらの治療は健康保険で行う事ができます。 　我々の多くは開業医として地域医療に貢献しています。先天的なご病気を伴う患者さんや顎変形症の患者さんの歯科矯正治療には専門性があり、最新の知識の吸収が不可欠です。日本でも有数の症例数を持つ東京医科歯科大学顎顔面矯正学分野と連携し高度な医療を開業医においても提供できるように各種研修を行っています。もちろん歯科矯正開業医として一般的な歯科矯正治療も行っています。 　会員は現在194名となっており、全国各地で主に開業診療所で歯科矯正診療を行っています。一部会員は大学や病院の中で歯科矯正診療を行っています。また東京医科歯科大学顎顔面矯正学分野に常勤で所属している医局員は準会員として会の活動に参加しています。 　さらに、東京医科歯科大学矯正学教室を退官された三浦不二夫名誉教授・黒田敬之名誉教授・大山紀美栄名誉教授に名誉会員に就任いただき様々なご助言をいただいています。